ニュースリリース
博報堂DYメディアパートナーズ、WOWOW、イマジカ・ロボットは、 日本初の4K HDRコンテンツの映画館への伝送・上映の実証実験を実施
発信元:株式会社博報堂DYメディアパートナーズ
株式会社WOWOW
株式会社イマジカ・ロボット ホールディングス
株式会社博報堂DYメディアパートナーズ(本社:東京都港区、社長:矢嶋弘毅、以下博報堂DYメディアパートナーズ)と株式会社WOWOW(本社:東京都港区、社長:田中晃、以下WOWOW)、株式会社イマジカ・ロボット ホールディングス(本店:東京都千代田区、社長:塚田眞人、以下イマジカ・ロボット)はソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社および一般社団法人 映像配信高度化機構の協力のもと、高精細、高輝度の4K HDR(High Dynamic Range)の映像作品を外部サーバーから映画館まで公衆回線で伝送・蓄積して上映する、日本で初めて※の実証実験を2月8日にユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて行います。
テレビ放送において本年12月にはBSテレビでの4K放送が開始される予定で、Ultra HD Blu-rayに対応したコンテンツパッケージも徐々に増え始めている映像高精細化の流れの中で、映画館においても高精細で高輝度な作品の上映ニーズが高まると考えられます。
本実証実験では、「導入済の4Kシネマプロジェクターにもう一台を追加し、二台で同期させて使用する事での4K HDRの再現性の実証」と、「安定的に大容量コンテンツを配信できる技術・インフラ・の技術仕様要件の整備」を目的としています。あわせて、「映画館における4K HDRの臨場感のある新しい映像体験が、課金モデルとして受け入れられるかの検証」も行います。
なお、本実証実験は、映像配信高度化機構の平成29年度実証事業の一環として行われます。博報堂DYメディアパートナーズが実証実験の進行を統括し、WOWOWがコンテンツ制作、イマジカ・ロボットが配信設備、ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズが上映設備を担当しています。また、博報堂DYメディアパートナーズはチケット販売の課金モデルの検証も行います。
今後3社は、今回の実証実験の結果を活かして、映画以外のコンテンツの4K HDRの有効性や、コンテンツ販売、パブリックビューイングの展開、さらにはパブリックビューイング時の関連商材販売ビジネスの可能性も視野に入れながら、4K HDR事業を推進してまいります。
*4K HDR映像の伝送・上映を劇場で一般客向けに有料上映することにおいて。2018年2月現在 映像配信高度化機構調べ
<実証実験の概要>
実施日:2018年2月8日(木)
実施場所:ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場
上映作品:STU48 「瀬戸内からはじめまして、」