6月23日のレポートは、博報堂第21営業局の石津敬介（博報堂DYメディアパートナーズから出向）がお届けします。

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★今年新設の「Lions Entertainment」がスタート！

23日から「Lions Entertainment」が始まりました。「Lions Entertainment」は今年新設されたアワードで、”unskippable creativity”をテーマとしているものです。「Lions Health」「Lions Innovation」に続く形での開催となり、場所は「Lions Health」の実施会場をレイアウト転換してのスタートでした。放送局やデジタルプラットフォーマーといった「媒体社」によるセミナーやブースが多く、初日の今日は「hulu」や「Sony Music」によるセミナーが実施され、多くの聴衆が集まっていました。

★若者向けデジタルメディア「VICE」のセミナーに注目！

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本日注目したセミナーは若者向けデジタルメディアの「VICE」による「Making Content We Care About」です。昨日の授賞式で「Media Person of The Year」を受賞した「VICE」CEOのShane Smith氏と、「VICELAND」の共同代表で映画監督としても有名なSpike Jonze氏が登壇し、「現代世界の若者に魅力的なコンテンツを作るには」というテーマについてセッション方式で話しました。「VICE」で発信しているコンテンツ事例を交えながらのトークとなり、聴衆からの質問をその場で募集して拾うなど、相互性を持った親しみやすい雰囲気で行われました。

★会場内外で、ネットワーキングも盛んに行われています。

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「Cannes Lions」では、セミナーや授賞式での”今年の最新事例インプット”のほかに、”ネットワーキング”という面も重要な要素です。日中に会場で名刺交換している姿も見られますし、夜至るところで開かれているパーティーではさらに参加者同士で交流を図っています。また、会場すぐ脇には船が停泊するハーバーがあり、船上でクルージングをしながらビジネストークを繰り広げるといったことも行われています。 さらに、「Cannes Lions Networking」というネットワーキング用アプリもあります。昨年の「Cannes Lions」でセミナー実施が話題となったデートアプリの「Tinder」のように、表示された人を順にスワイプしていきマッチングした人を見つけることができるもので、会場でスマートフォン画面をスワイプしている人の姿が見受けられました。 また、本日は授賞式がない中日だったこともあり、夕方から博報堂DYグループ主催のパーティーが会場近くのレストランで開かれました。博報堂DYグループのメンバーのみならず、媒体社・エージェンシー・制作会社の皆様が日本人・外国人を問わずたくさんお越しいただき、食事をとりながら交流を深めました。

24日に「Lions Entertainment」の2部門、25日に「Cannes Lions」の4部門（フィルム、フィルムクラフト、インテグレーテッド、チタニウム）の受賞結果が発表され、25日が全日程の最終日となります。このサイトでも速報をお伝えする予定です。お楽しみに！

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博報堂第21局 石津敬介

（注）受賞結果等は現地速報をもとにしています。最新情報はカンヌの公式ホームページでご確認ください。

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