7月20日(木)から10月9日(月・祝)まで、上野・東京都美術館にて「ボストン美術館の至宝展 ― 東西の名品、珠玉のコレクション」が開催されています。
世界屈指の美の殿堂と呼ばれるボストン美術館のコレクションによる展覧会はこれまでも繰り返し開催されてきましたが、日本では約40年ぶりとなる幅広い内容の総合的な展覧会です。
1876年に開館したボストン美術館は、国や州の財政的援助を受けずにコレクションの拡充を続け、現在は世界有数となる約50万点の作品を所蔵しています。そのボストン美術館の主要部分から選りすぐった珠玉の80点を展示。古代エジプト美術、中国美術、日本美術、フランス絵画、アメリカ絵画、版画・写真、現代美術と、古今東西の至宝が一堂に集います。
フィンセント・ファン・ゴッホの「郵便配達人ジョゼフ・ルーラン」「子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン夫人」は、“ルーラン夫婦”そろっての同時公開は日本初。また、約170年ぶりの本格的な解体修理後初の里帰りとなる英一蝶「涅槃図」、喜多川歌麿「三味線を弾く美人図」などを展示しています。
※博報堂DYメディアパートナーズは主催者として本展に関わっています。
★本展の見どころ
●point1
ボストン美術館が誇る古今東西の傑作80点が集結。
―ツタンカーメンから村上隆まで―
●point2
日本初!
ファン・ゴッホの傑作、ルーラン夫妻の肖像画を2点同時に展示。
●point3
英一蝶の巨大涅槃図、
約170年ぶりの修理を経て初の里帰り!
●point4
世界屈指のコレクションに隠れた
コレクターたちの物語をたどる。
「ボストン美術館の至宝展 ― 東西の名品、珠玉のコレクション」概要
●場所:東京都美術館(東京・上野公園)
●会期:2017年7月20日(木)~10月9日(月・祝)※月曜日、9月19日は休室
●開室時間:9:30~17:30 ※入室は閉室の30分前まで
●主催:東京都美術館、朝日新聞社、テレビ朝日、BS朝日、博報堂DYメディアパートナーズ
●後援:アメリカ大使館
●特別協賛:第一生命グループ(第一生命、第一フロンティア生命、ネオファースト生命)
●協賛:セコム、凸版印刷、三菱商事、アトレ、竹中工務店
●協力:日本航空、日本貨物航空
●巡回情報:
<神戸会場>
会期:2017年10月28日〜2018年2月4日
会場:神戸市立博物館
<名古屋会場>
会期:2018年2月18日〜7月1日
会場:名古屋ボストン美術館
詳細はこちらをご確認ください
・ボストン美術館の至宝展 公式サイト
<作品クレジット>
【左上】フィンセント・ファン・ゴッホ《郵便配達人ジョゼフ・ルーラン》1888年 81.3cm x 65.4cm 油彩、カンヴァス Gift of Robert Treat Paine, 2nd, 35.1982
【右上】フィンセント・ファン・ゴッホ《子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン夫人》1889年 92.7cm x 72.7cm 油彩、カンヴァス Bequest of John T. Spaulding, 48.548
【左下】喜多川歌麿《三味線を弾く美人図》江戸時代、1804-06年(文化1-3年)頃 41.5cm × 83cm 一幅、絹本着色 Fenollosa-Weld Collection, 11.4642
【右下】英一蝶《涅槃図》江戸時代、1713年(正徳3年)286.8cm × 168.5cm 一幅、紙本着色 Fenollosa-Weld Collection, 11.4221