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位置情報サービス【いちじょうほうさーびす】
位置情報サービス／Location based service
スマートフォンなどに搭載されるGPSや電子コンパスにより、その人がいまいる場所や端末を向けている方角などに対応して、情報を表示させるサービス。
携帯回線の高速化により、カーナビのような地図情報だけでなく、その場所にまつわるコンテンツをその場で視聴させたり、移動距離をゲームのポイントとするような新しいサービスが数多く立ち上がっている。
-マスメディアと位置情報サービス
GPSの搭載と高速モバイル回線の実現により、いつでもどこでも動画コンテンツが見られるようになったことで、これまでリビングのテレビ端末でしか見られなかったテレビ番組は、外出先でも視聴者との設定んを持てるようになった。
その番組の中で紹介されている場所やキーワードを、メタタグとしてその動画アーカイブデータに付加することにより、リビングではない外出先で、コンテンツとの新しいコンタクトポイントを築くことが出来るのである。
テレビ番組で紹介された場所に近づくと、その場所がロケ地になっている映画や旅番組、グルメ番組を見ることができる。「今自分がいる場所」という接点でテレビ番組を見せることにより、視聴者と番組の潜在的な距離感を縮め、新たな視聴欲求、または関連するモノへの購買欲求につなげることができる。
位置情報サービスは、行動連動型の情報配信方法の一つとして、今最も注目集めている技術であり、スマートフォン向けの情報アプリサービスでは、搭載されていることが常識と言って良いほど、当たり前の機能になりつつある。
※執筆者の部署名は、執筆時のものであり現在の情報と異なる場合があります。
