ニュースリリース

博報堂DYグループ、3次元インターネット仮想社会に関する専門チーム「3Dインターネットラボ」を本格稼動
NEWS RELEASE

 博報堂DYグループ・i-ビジネスセンター(※1)は、3次元(3D)インターネット領域でのマーケティング・コミュニケーション手法の開発やビジネス開発を行なう専門チーム「3Dインターネットラボ」(以下略称:3Diラボ)を新設し、企業のマーケティング支援ビジネスを本格的に開始いたしましたのでお知らせします。

 
 すでに米国を拠点として展開されているセカンドライフを代表とする3Dインターネット仮想社会は、これからの新しいコミュニケーションやビジネスの可能性を強く秘めているものです。
 すでに日本企業でも、セカンドライフを舞台としていろいろな取り組みにチャレンジされていますが、今後は、それ以外の3Dインターネットの可能性も含め、これを、マーケティングやブランディング企画に取り入れていくことは、得意先のブランド支援を考えるにあたり不可欠となっています。

 
 博報堂DYグループ・i-ビジネスセンターでは、すでにセカンドライフにおける企業のプロモーション業務など3Dインターネットにかかわる業務を提供してまいりましたが、このたび新設した専門チーム「3Diラボ」では、3Dインターネット仮想社会(※2)を単に新しいメディアの一つとして捉えるだけではなく、生活者との絆(エンゲージメント)を創る回路としてとらえ、マーケティング支援ビジネスを本格的に提供するものです。

 
 すでにセカンドライフでのSIM(スペース)「WITH」の構築が終了していますが、この「WITH」は、企業側がメッセージを一方的に発信する“To C(コンシューマー)”型のコミュニケーションではなく、生活者主導社会において生活者の期待を生活者と一緒に実現していく“with C”という博報堂DYグループが提唱する「エンゲージメント・リングTM」(※3)発想をもとに、マーケティング・コミュニケーションの体験装置の一つとして開発されました。3Diラボでは、まずは、「WITH」を活用しながら、企業向けマーケティングサービスの提供をしてまいります。

 
 具体的には、企業の依頼に対し、「WITH」をコミュニケーションの新しいプラットフォームとして、マーケティングやPR、広告といった視点での有用な展開方法の提案から、セカンドライフ内の実際の店舗の設計、デザイン、設営、運営、その後の効果測定までを一括で請負います。
 また、既にセカンドライフへの参入を果たしている企業とのコンテンツコラボレーションを実施したり、「WITH」の活動にご興味をお持ちの企業やコミュニティ等の一般ユーザーにも「WITH」の利用を開放する予定です。
 3Diラボでは、これまでユーザー参加型の“with C”的なイベントを数回実施しており、今後も新たなイベントやコンテンツの実施を予定しております。この“with C”的な活動を通して、ユーザーとの新たなるタッチポイントの発見、またはそのコミュニケーション手法のノウハウを蓄積し、3Diラボのソリューションとして更なるサービス拡充も図ってまいります。

 
 博報堂DYグループは、昨年より専門研究チームを設け、国内の有識者との共同研究や米国現地との交流、米国での研究会への参加などにより、3次元インターネット仮想社会でのマーケティングのありようについて研究してまいりましたが、今回の本格的なビジネス展開により、日本における3次元仮想社会サービスおよびこれを使ったマーケティング手法の開発など、次世代のマーケティング・ブランディング施策を企業に提供してまいります。

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