ニュースリリース

2014年度 入社式 社長挨拶
NEWS RELEASE

株式会社博報堂DYメディアパートナーズは4月1日(火)午前11時、東京都港区赤坂の本社に新卒採用者20名を迎え、当社代表取締役社長 大森壽郎以下、役員および部門長が出席し、2014年度入社式を行いました。

新入社員がひとり一人紹介された後、大森社長が歓迎と激励の言葉を贈り、新入社員代表が決意の言葉を述べ、式を終了いたしました。

本年度の大森社長挨拶の趣旨は以下の通りです。

 

【ご挨拶】

 

皆さん、入社おめでとうございます。

博報堂DYメディアパートナーズに20名の新しい仲間が加わることを、嬉しく思います。

当社は、昨年12月1日に設立から10周年を迎えました。“メディア効果をデザインする会社”という企業理念を掲げ、この10年を駆け抜けてまいりました。その間、社会を揺るがすような大きな事件があった中でも、皆で力を合わせてそれを乗り越え、これまで以上に活気あふれる会社になると共に、非常に高い経営目標をも達成してきました。

 

当社は、総合メディア事業会社として「生活者や得意先企業」だけではなく、「媒体社やコンテンツホルダー」など幅広い領域と深く関わりを持っています。マスメディアやインターネットに関するビジネスはもちろん、クリエイティブ、マーケティング、最新テクノロジーなどの領域で注目されているテーマに、取り組んでいます。

 

さて、本日 博報堂DYメディアパートナーズの仲間となった皆さんに、「肝に銘じてほしい3つのこと」について話をします。

 

1つ目は、「専門性を身に付け、それに磨きをかける」ということです。私は、社内に向けて「越境」といテーマを掲げています。これは、「一人一人が『プロフェッショナルとしての専門性』を持ちながら、自分の垣根を飛び越え、他のプロフェッショナルと融合することで、それまで双方が思いもしなかった価値を創り出す」ことにチャレンジする。そんな意思をこめて掲げたテーマです。皆さんには、是非とも、越境するための準備をしていただきたいと思います。そのためには、「専門性を持つこと、それに磨きをかけること」を おろそかにしてはいけません。「プロフェッショナルとしての専門性」がない人を、誰も相手にはしてくれません。媒体社のこと、得意先のこと、グループ会社のことなど、しっかりと学び、会得してください。

 

2つ目は、「人と直接会って、話をする」ということです。我々のビジネスは、知恵が勝負です。そして、知恵は人の頭の中にあります。それを引き出すためには、直接人と会って、話をするしかありません。現場に行くと、メールや電話で仕事をすることが、圧倒的に多いと思います。でも、出来る限り、直接話をしてください。1対1で向き合い、目を見て、膝を交えて話をしてください。自分の考えをぶつけ、多くの人の考え方に触れることで、自分でも気づかないような力が引き出されることもあります。賛同したり、意見したりしてくれる仲間、パートナーを作ることが、専門性を高めるためには必要だと考えています。少しでも時間を見つけて、直接会って話をしてください。

 

3つ目は、「常に意思を持って行動をする」ということです。意思を持った行動は、自分の専門領域での責任を全うした上で、さらにそこから飛び出していく、つまり「越境」するためのきっかけとなります。現状に満足せず、絶えず考え、動き、人と話をする。そしてまた考えて動く。そのサイクルが、多くの人を巻き込み、さらに大きな動きを生み出していきます。その動きは、社内に対しても、社会に対しても、勇気と元気をもたらす源泉となります。

「自分は何をしたいのか?」。忙しい日々の中では、ついつい忘れてしまうこともあるかもしれません。でも、これは、とても大切なことです。自分の意思を、自分自身に問いかけてください。

 

いま申し上げた、3つは非常に大切なことです。しっかりと肝に銘じ、日々の業務を通じて、しっかりと実践してください。

 

これから、皆さんの新しい生活が始まります。新人だからといって臆することはありません。若いことは素晴らしいことです。持ち前の行動力、そして自由な発想で失敗を恐れず伸び伸びと、チャレンジし続けて欲しいと、強く思います。博報堂DYメディアパートナーズと博報堂は、両社共同で、「未来を発明する会社へ。 Inventing the Future with Sei-Katsu-Sha」という新たなビジョンを掲げ、今日からスタートします。これからの5年10年は、我々にとって未知との遭遇と言っても過言ではないほど、大きな変化や困難が待ち受けているでしょう。だからこそ、思い切って、堂々と、一歩ずつ、皆さんと一緒に進んでいきたいと思います。

そして、新しい時代を切り拓いていきましょう。

 

皆さん一人一人の成長と活躍を大いに期待し、楽しみにしています。

 

以上、皆さんへのエールを送り、私の挨拶とさせて頂きます。

 

 

以上

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