ニュースリリース

株式会社博報堂DYメディアパートナーズ 「2019年 年頭所感」
NEWS RELEASE

株式会社博報堂DYメディアパートナーズ
代表取締役社長 矢嶋 弘毅

メディアビジネスの未来に、力強い答えを。

2019年を迎えるにあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中も、博報堂DYメディアパートナーズに多大なるご厚情を賜り、誠にありがとうございました。

昨年は、地震や台風による水害を始めとして各地で未曾有の災害が数多く発生しました。被災された皆さまに心よりお見舞いを申し上げると共に、一日も早い復興をお祈りいたします。

◆変わり続けるメディアの概念

さて当社は、昨年12月に15周年を迎えました。2003年の会社設立当時、いまの私たちが肌身離さず持ち歩くスマートフォンやタブレット、SNSや各種アプリサービス等のほぼ全てが存在していませんでした。これらは通信技術の進展と共にこの15年間で社会に浸透し、人々の行動を変えてきました。

来夏には東京オリンピック・パラリンピックが開催されますが、時を同じくして次世代移動体通信「5G」の整備が進みます。通信は暮らしやビジネスと一層密接に絡み合い、ヒト・モノ・マチ全てが通信インフラ上で繋がり、膨大なデータが生み出されるIoT時代となります。街や自動車、建物、家電や家具など私たちの周りの全てがメディア化することで、“メディアの概念”も大きく変わっていきます。

こうした環境において当社に求められていることは、メディアの価値を向上させ、メディアが持続的に成長していくためのプロフィットデザインを実践していくことだと考えています。

◆2019年に向けた取り組み

博報堂DYメディアパートナーズでは、「メディアのプロフィットデザイン」を実践するために「“生活者データ・ドリブン”マーケティング」の強化を続けます。オンライン・オフラインの購買データ、スマートフォンやスマートメーター等から得られる生活行動データ、メディア接触から生まれるメディアデータ等を収集、整理・統合、解析し、生活者や市場のインサイトを読み解きながら、最先端のデータマーケティングサービスを提供します。

それに加えて、各種デバイスやプラットフォームなどのテクノロジーを活用した「クリエイティブ」、広告主・メディア・生活者の強いエンゲージメントを生み出す「コンテンツ」を三位一体で組み合わせることで、メディアの広告価値を持続的に高める。こうした取り組みに、力を入れてまいります。

メディア化が拡がることで、広告がマーケティングにおいて果たす役割も大きくなります。広告主のマーケティング活動にこれまで以上にメディアをご活用いただけるよう、各種プラニングソリューションの高度化を進め、博報堂DYグループ各社と連携したメディア活用の提案を一層強化いたします。

また、「ビジネス基盤への投資」も加速します。テクノロジーを活用した働き方改革や業務効率化に加え、当社で働く社員ひとり一人の成長に重点を置いた人材育成にも取り組みます。

本年は新元号が始まり、東京2020へのカウントダウンも始まるなど、昨年以上に時代の空気や社会の景色が変わっていきます。
将来この1年を振り返った時、“2019年はメディアビジネスに大きな答えを出した”と言える年にしていきます。

今年も、博報堂DYメディアパートナーズにご期待ください。

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