ニュースリリース
楽曲1曲150円、新作映画500円。なつかしのテレビ番組300円。 生活者が想起するダウンロードコンテンツの適正価格。 ~博報堂DYメディアパートナーズメディア環境研究所「コンテンツ値ごろ感調査」~
発信元:株式会社博報堂DYメディアパートナーズ
株式会社博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所(東京都港区、所長:中村博)は、パソコンや携帯電話などからダウンロードで購入するコンテンツについて生活者が想定する価格帯、および適正価格を分析する「コンテンツ値ごろ感調査」を行いました。
今回の調査対象としたコンテンツは、音楽(楽曲1曲分、CDアルバム1枚分)、映画(新作、旧作)、テレビ番組(うっかり見逃した番組、なつかしの番組)。それぞれについてPSM(※)という調査分析手法を用いて、商品・サービスの価格設定に際して、顧客がどの程度の対価を支払う用意があるかを測定しました。
分析による音楽コンテンツの「適正価格」は楽曲1曲150円、アルバム1枚500円、ビデオクリップ1本300円。映画コンテンツでは、新作映画1本500円、旧作映画1本300円。テレビ番組コンテンツでは、なつかしの番組1本300円、うっかり見逃した、録画し忘れた番組では1本200円となっています。
インターネットの急速な普及によりサービスが始まりつつある、音楽や映画などのコンテンツダウンロードサービス。すでに3割の生活者が、「ダウンロード経由で音楽コンテンツを購入したことがある」(同調査による)という結果も出ています。これまでの具体的なパッケージがデジタルネットワークによって取り払われたとき、裸となったコンテンツに対する対価の感覚がどう変容するのか、その方向性を大局的にとらえようとすることを、調査の目的としています。
メディア環境研究所では、今後もメディアの変化が生活者に及ぼす影響を明らかにすることで、コミュニケーションのプランニングや成果を高めることにチャレンジしていきます。