ニュースリリース
好きなコンテンツを追いかけてメディアを自在に駆使する「次世代オーディエンス」
発信元:株式会社博報堂DYメディアパートナーズ
株式会社博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所(東京都港区、所長:中村博)は、中
学生、高校生、大学生、社会人フレッシュマンのメディア接触状況と意識の変化を調べ、近い将来、社
会の中心層となる生活者たちを「次世代オーディエンス」と名づける、「メディア生活調査」を行いました。
「次世代オーディエンス」とは、物心ついたときからデジタル機器が当たり前に存在する環境で育ち、それ
らを使いこなす技術を身につけている“デジタルネイティブ”な世代。デジタル機器の操作を後天的に学習
した団塊ジュニアより年上の生活者とは、メディア生活に大きな違いがあります。
彼らのメディア接触態度は、自分に興味のあるコンテンツを中心に構成されており、「読者」「視聴者」
「聴取者」といったメディアごとに切り分ける考え方は、すでに当てはまりません。こうした次世代生活者のメ
ディアへの意識を総称し、「オーディエンス」と名づけました。
「次世代オーディエンス」にとって、既存のアナログメディアとデジタルメディア、あるいはマスメディアとインタ
ーネットなどいわゆるデジタル系のメディアとの間に境界は存在しません。また各種のハードウェアを活用し、
コンテンツをファイルデータとして溜め込み、好みに合わせて編集して消費をするといった、時間や空間を越
えた形態でのメディア接触行動が、彼らにとってはすでに自然なものとして浸透しつつあります。自分の好
みに合わせてメディアを使い分けるのが彼らのメディア生活といえるようです(詳しい調査結果については下
記参照)。
メディア環境研究所では、今後も広告に関わるテクノロジーやインフラ、ルールなどのメディア環境の分析
や変化予測に加えて、それによってもたらされる生活者の変化を研究し、広告コミュニケーションのプランニ
ングや、メディア効果を高めることにチャレンジしていきます。