ニュースリリース

メディア接触の性・年齢別の差異がますます顕著に。 ~博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所「メディア定点調査2008」~
NEWS RELEASE

 株式会社博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所(本社:東京都港区、所長:榊原廣)は、生活者のメディア接触の現状を分析する「メディア定点調査2008」を行いました。

 
 この調査は、メディアのデジタル化に伴って次々と登場する「ハードウェア」や「サービス」について生活者の接触実態を把握し、広告メディア市場形成の「兆し」を発見しようという目的のもと、メディア環境研究所の活動の基礎となる調査として2004 年より継続的に実施しています。

 
 東京地区の調査結果によると、生活者のマス4 媒体とインターネット2 媒体(PC、携帯)を合わせた1日のメディア接触総時間は、約5 時間20 分で、ここ数年微減傾向にあります。ただし、性・年代によって大きな違いがあり、男性の40 代・50 代・60 代と、女性の60 代では、この3 年間で増加しています。
 そして、インターネット(PC、携帯)への接触時間は、ここ数年増加傾向にありましたが、PC を通じたインターネットは昨年から今年にかけて、調査開始以来初めて減少し、飽和の可能性を示唆しました。そうした中で、携帯電話を通じたインターネットへの接触時間は、10 代・20 代で大きく数値を伸ばし、引き続き拡大の傾向にあります。
 2007 年に27.3%であった地上デジタル放送の利用経験率は、2008 年で40.4%と、順調に数値を伸ばしており、ワンセグ放送も、昨年の11.1%から28.5%へ利用経験率が伸びています。
 また、最近注目の、動画投稿サイト(YouTube やニコニコ動画)の利用経験率は、10 代女性で81.6%と、若年層を中心に定着しつつあることがわかりました。10 代女性は、携帯小説の利用経験率も71.0%と、新しいコンテンツサービスを積極的に利用しています。

 
 メディア環境研究所では、今後もメディア環境変化を調査し、次世代広告の兆しを発見することで、コミュニケーションのプランニング力とメディア効果を高めることにチャレンジしていきます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

これらのPDFファイルを参照するには、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerはアドビシステムズ社より無償で配布されています。

PAGE TOP