ニュースリリース
10-20代の携帯サイト・デイリーユーザーの70%以上が広告を見ての携帯サイト・アクセス経験あり。
発信元:株式会社博報堂
株式会社博報堂DYメディアパートナーズ
博報堂と博報堂DYメディアパートナーズでは、携帯サイトのマーケティング上の効果的な活用法を検討するために、携帯電話を通じて1日1回以上インターネットを利用(Eメール利用は除く)している「携帯サイト・デイリーユーザー」(注1)15-29歳の男女659名を対象に調査を行いました。分析の結果、15-29歳の携帯サイト・デイリーユーザーが携帯サイトを利用して得る情報内容や実際に利用しているサイト・ジャンル、また10代(注2)と20代の利用傾向の違いなどが明らかになりましたのでご紹介いたします。
携帯サイトがクロスメディア・コミュニケーションの中でどのように機能するのかを知るために、マス広告対象商品WEBサイトへのアクセスについて質問したところ、10代、20代ともに携帯サイト・デイリーユーザーの70%以上がマス広告を見聞きして携帯サイトにアクセスした経験があることが分かりました。また、アクセス経験の多い商品カテゴリーとしては、若者層の関心の高いカテゴリーである音楽や映画、書籍・雑誌といったソフト系の商品が上位にあがりました。
携帯サイトを利用して調べる情報の中で最も多かったのは、20代が「街中でとっさに必要になったこと」(67.0%)だったのに対し、10代では「自分の趣味について」(80.2%)という結果になりました。10代にとって携帯サイトは、常に身近にある情報取得メディアとなっていることがうかがわれます。また、情報を調べるきっかけとしては、10代、20代ともに「人との会話」と「テレビ番組」が上位にあがりました。
携帯サイト接触をジャンル別に質問したところ、特に10代において、着メロ・着うた、ゲーム、小説・コミック、動画といったエンターテインメント系サイトの利用が活発になってきていることも確認されました。
今回の調査から10-20代の携帯サイト・デイリーユーザー層において携帯サイトの利用が多様化してきていることが明らかになりました。企業がマーケティング・コミュニケーションを行なうにあたって携帯サイトを活用する場面は、今後ますます広がっていくものと考えられます。