ニュースリリース

70代の生活意識、消費行動、メディア接触に関する調査報告 ~70代は我がままに生きる。消費も質にこだわり自分のやりたいこと好きなものを楽しみながら~
NEWS RELEASE

  株式会社博報堂DYメディアパートナーズ(本社:東京都港区、社長:大森壽郎、以下博報堂DYメディアパートナーズ)は、シニアの新しい生き方を牽引していくと思われるリーダー層を探るため、70歳代の生活者に注目し、生活意識や消費行動、メディア接触に関する調査を行いました。

 
  70歳代の生活者は、時代背景として、戦争を幼少時に経験し、働き盛りで高度成長期を経験している世代です。男性は企業戦士として、女性はそれを支える専業主婦として、自分たちがゼロから現在の社会を作り上げてきたという自負を持つタフでパワフルな人達であると考えられます。
  また現在の生活環境としては、親の介護から解放されている人も多く、孫も大きくなっていることで、自由な時間とお金を持っていると思われる生活者と言えます。

 
  今回の調査で、70歳代生活者の意識として、ただ長生きするだけでなく、人生を健康で長く楽しみ、自分らしく生きたいと考えていることや、周囲に迷惑をかけず、人の役に立ちたいと考えていること浮かび上がりました。
  また、物質的な満足度が高いことから、より質の高さへのこだわりを持った消費意識があることがわかりました。さらに、メディア接触に関しては、テレビや新聞などマスメディアへの長時間接触が日常の習慣となっており、マスメディアが生活に深く入り込み、社会とつながるポータル的役割を果たしていることがわかりました。一方で、インターネットやメールなどパソコンや携帯電話も使いこなしている実態が把握できました。パソコン普及の時期と照らし合わせてみると、70歳代の生活者はビジネスでのパソコン利用を経験している世代であることから、マスメディアもデジタルメディアも使いこなす70歳代の現在の生活実態は、必然的だと言えるでしょう。

 
  博報堂DYメディアパートナーズでは、今後も生活者の意識や行動の変化を調査・分析し、これからの世の中におこるであろう変化の兆しを発見することで、企業のマーケティングコミュニケーション課題へのソリューションや、メディア・コンテンツの価値を高めていく施策を提供してまいります。

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