ニュースリリース
メディア環境研究所「メディア定点調査2015」時系列分析
発信元:株式会社博報堂DYメディアパートナーズ
株式会社博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所(本社:東京都港区、所長:三神正樹)は、生活者のメディア接触の現状を調査・分析する「メディア定点調査」を2006年より現在の調査設計で行っており、本年は時系列分析を実施しました。分析から見えてきた生活者のメディア接触の変化をご紹介致します。
① メディア総接触時間は383.7分。
「携帯・スマホ」「タブレット」でメディア総接触時間の1/4以上へ
・1日あたりのメディア総接触時間は383.7分で、昨年とほぼ変わらず380分台と横ばい。「携帯・スマホ」「タブレット」が伸長し、それ以外は微減。
・2006年から伸長し続けているのは「携帯・スマホ」の接触時間のみで、今年初めて「タブレット」と合わせて1/4を超えた。
・スマホの所有率(東京)は7割に迫り、タブレットの所有率(東京)も昨年の2割から伸長し、約3割へ。
② メディアヘビー接触層(1日6時間以上の接触者)が半数に迫る
・メディアヘビー接触層(1日6時間以上の接触者)は、2006年の4割弱から10ポイント以上上昇し、今年49.6%と半数に迫った。
・メディアヘビー接触層の中でも「10時間以上」の接触者は、2006年の5.3%から2015年は11.3%と倍増。
③ 「スマホ」「タブレット」で同程度利用されているのは 「動画」「検索」「ショッピング」
・ 「スマホ」と「タブレット」におけるサービスの利用率が同程度なものは、「動画」(スマホ64.5% タブレット65.1%)、「検索」(スマホ91.9% タブレット87.6%)、「ショッピング」(スマホ42.8% タブレット38.0%)である。