ニュースリリース

メディア環境研究所 メディアビジネスフォーラム2016にて、これからのメディアビジネスを考察するコンセプトを発表 ~メディアとデータで”動的な生活者”を束ねるDynamic Bundling~
NEWS RELEASE

株式会社博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所(本社:東京都港区、所長:吉川昌孝)は、”これからのメディア、広告ビジネスの方向性”として、ダイナミックに変化し分散化する生活者の情報行動やメディア行動を昨今活用が著しく進化しているデータを使って、どのように捉えたらよいのか、というアプローチをメディアビジネスフォーラム2016(11月10日東京国際フォーラムにて開催)にて発表しました。

■Dynamic Bundling(ダイナミックバンドリング)に着目した背景~分散化する生活者~
メディア定点調査(2016年6月同研究所発表)によると生活者の一日のメディア接触時間は393.8分とこの10年間増加傾向にあります。また、右肩上がりだったスマートフォンの普及も、2015年は69.5%、2016年は70.7%と横ばいになり、モバイルが生活者にとって当たり前のものとして浸透し、メディア接触の実態はテレビや新聞に加え、そのデジタル版やSNS、個別のサイトやアプリ、と単位が細かくなっています。関心や欲求、ライフスタイルなど生活のあり方全般も多様化しています。
かつて性別や年齢など、塊として捉える事のできた生活者が、分散化し、その動きが加速しています。このような生活者をどう捉え、どのようにビジネスをしていくか。これはメディア企業のみならず全ての企業にとっての大きな課題と私たちは考えました。
そうした状況の中で、メディアとデータの力を使って生活者をどう「束ね」、また、どのように、ビジネスをスケールさせていけばよいのか、というメディアビジネスの課題に応えるべく、私たちは”Dynamic Bundling”(ダイナミックバンドリング)というアプローチに着目しました。

■Dynamic Bundling(ダイナミックバンドリング)とは
分散化する生活者をデモグラフィックや固定的な価値観・ライフスタイルで捉えるのに加えて、常に変化する生活者の状況、関心、生活様式に着目し、束ねることで、個別に狙って当てるのではなく、スケールできるような塊を作るというアプローチです。
静的(スタティック)  →  動的(ダイナミック)
狙う(ターゲティング) →  束ねる(バンドリング)

※メディアビジネスフォーラム2016「メディアとデータで“動的な生活者”を束ねるDynamic Bundling」の詳細はメディア環境研究所のHPでご覧頂けます。

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