ニュースリリース
博報堂DYメディアパートナーズ、静止画撮影の必要ないマーカー認識技術で誌面に連動した詳細情報を表示するARビューアー「pARalell」を開発
発信元:株式会社博報堂DYメディアパートナーズ
株式会社博報堂DYメディアパートナーズ(本社:東京都港区、社長:佐藤孝、以下博報堂DYメディアパートナーズ)は、紙媒体の広告や雑誌の編集誌面、店頭ディスプレイ等に記載されたマーカー(専用の枠)にスマートフォンをかざすだけで、商品の詳細情報を閲覧できるAR(拡張現実)ビューアー「pARalell」(パラレル)を開発しました。
「pARalell」は、無料アプリケーションをスマートフォンにダウンロードした上で、商品画像を囲んだマーカーをスマートフォンのカメラを通して画面に表示させると、誌面での情報に加えて立体的な360度回転画像など詳細情報を見ることができるアプリケーションです。株式会社スペースアウト(※)の技術協力を得て、開発を行いました。
QRコードなどのマーカーを認識して情報を表示する方法とは異なり、詳細情報は予めダウンロードしたアプリケーションの中に内蔵されているため、改めて外部にアクセスするための操作を必要とせずマーカーにかざすだけでスピーディーに情報を表示することができます。
また、詳細情報から企業サイトやキャンペーンサイトへリンクすることも可能で、ARを活用した広告として今までWeb上でしか体験できなかった商品・サービスや企業の多様な情報を、スマートフォンの画面上でも体験できるアプリケーションとなっています。
誌面に記載された以上の情報を多面的に訴求できることによって、クライアントは生活者に対して企業や商品ブランドの価値をより高めることが可能となります。さらに、媒体社も平面では表現できなかった情報をデジタル技術の活用によって拡張的に体験させることが可能になり、メディア価値の向上を実現することができます。
第一弾として、5月24日発売のGOETHE 7月号(幻冬舎)で「pARalell」を活用した広告企画を実施します。誌面で伝える情報に加えて立体画像や動画情報を提供することができ、クライアントの多様なマーケティングニーズに対応するものとなっています。
博報堂DYメディアパートナーズは、今後もAR技術を活用した新しい体験価値を生み出すモバイルメディアの開拓に取り組んでいきます。メディア環境の変化に伴う生活者のメディア接触行動の多様化の中で、マスメディアとデジタルメディアの組み合わせにより、高い広告効果を期待できる手法の開発を積極的に行なっていきます。