ニュースリリース
博報堂DYメディアパートナーズ、シグマクシス、ユナイテッドアローズ 試着シェアアプリ「fitom」を提供する合弁事業を開始
発信元:株式会社博報堂DYメディアパートナーズ
株式会社シグマクシス
株式会社ユナイテッドアローズ
株式会社博報堂DYメディアパートナーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:矢嶋弘毅、以下 博報堂DYメディアパートナーズ)と株式会社シグマクシス(本社:東京都港区、代表取締役社長:富村隆一、コード番号:6088 東証一部、以下 シグマクシス)、株式会社ユナイテッドアローズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役 社長執行役員:竹田光広、コード番号:7606 東証一部、以下 ユナイテッドアローズ)は、本日より、「株式会社fitom」(読み方:フィットム、URL:https://www.fitom.jp/)を通じた新たな合弁事業を開始いたしました。
お客様がネット通販でアパレル商品を購入する機会が増えていますが、通販サイト上ではサイズ選びが難しいため、事前に実物を確認したいというニーズが高く、実店舗で実際に試着をしてから改めてネット通販で購入するケースも少なくありません。また、実店舗に行く時間がない、販売員の接客が苦手などの理由で試着をする機会がないまま、ネット通販で購入をしているお客様も数多く存在します。一方、アパレル業界では、通販サイトのさらなる活性化や、実店舗や販売スタッフのより一層の活用、オムニチャネル化による新たな買い物体験の創造が求められています。
本合弁事業では、このようなお客様とアパレル業界の双方の課題を解決するため、アプリケーションの利用を通じた新しい買い物体験を提供する試着シェアアプリ「fitom」の開発と運用を行います。「fitom」は、実店舗の個人の試着情報をコンテンツとして共有することで、お客様の買い物をお手伝いし、アパレル企業の販売促進を支援するアプリケーションです。「fitom」は様々なアパレル企業のブランドが利用可能なプラットフォームとして提供されます。「fitom」についての詳細は次項をご参照ください。
本アプリケーションは、2018年9月から11月にかけてテストマーケティングを実施し、週間アクティブユーザー率※が継続的に向上し、中盤以降は安定的に60%を超えるという良好な結果を得ており、この度の合弁事業開始に至りました。本アプリケーションに関する技術特許も申請中です。
※アプリケーションの総ユーザー数(ダウンロード数)に対して、実際に週1回以上の頻度でコンテンツを閲覧またはアップロードしているユーザー数の比率
試着シェアアプリ「fitom」の提供開始は2019年5月上旬を予定しています。参加ブランドを順次拡大し、2024年までに1000万ダウンロードを目指します。
本合弁事業では、デジタル領域でのコンサルティングサービスおよび新規事業開発に強みがあるシグマクシス、セレクトショップのフロントランナーであり全国に店舗網を持つユナイテッドアローズ、生活者への理解に基づくサービスおよびコミュニケーションづくりに詳しい博報堂DYメディアパートナーズの3社が協働します。3社の強みを生かし、さまざまなアパレル企業のブランドが、自社の実店舗や販売スタッフ、通販サイトを最大限に活用できる新しいプラットフォームづくりと、ユーザー間の「共有」「共感」をきっかけにしたコミュニティづくりに取り組み、アパレル業界の成長、およびお客様のより楽しく便利な買い物の実現を支援してまいります。