ニュースリリース
HAKUHODO DX_UNITEDとアイレップ、1st Partyデータ活用基盤の提供と その導入・運用を支援する『DATA GEAR Connect』の提供を開始 ―データプライバシーを考慮した広告効果計測・サイト解析環境整備による次世代マーケティングをサポート―
発信元:株式会社博報堂
株式会社博報堂DYメディアパートナーズ
株式会社アイレップ
株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸、以下博報堂)、株式会社博報堂DYメデ ィアパートナーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:矢嶋弘毅、以下博報堂DYメディアパートナー ズ)、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 執行役員CEO兼CCO:田中雄三、以下 DAC)の3社横断の戦略組織である「HAKUHODO DX_UNITED」と、 株式会社アイレップ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO兼CCO:小坂洋人、以下アイレップ) は、ポストクッキー時代の広告効果計測・サイト解析を可能とする1st Partyデータ活用基盤の提供とその運用・導入を支援するコンサルティングサービス「DATA GEAR Connect(データギア・コネクト)」の提供を開始いたしました。
近年、インターネット上におけるユーザープライバシー保護の需要が高まるにつれ、ユーザーのデータ収集やその利用に関しては、世界各国の法律による規制や、サービス提供各社によるブラウザやデバイスにおける技術的な制約が拡大しています。従来ターゲティング広告や広告効果計測に広く用いられてきたクッキーに対する規制が進んでおり、今後のデジタルマーケティングにおいて、クッキーの代替技術やその活用方法の導入が企業にとって重要な課題となっています。
この課題解決のため、博報堂DYグループ開発による1st Partyデータ計測基盤を中核に、クライアント企業のマーケティング活動に合わせて、マーケティング実行策を見据えたデータ戦略策定から、データ基盤構築・実行策連携・改善PDCAのコンサルティングをワンストップで行うのが「DATA GEAR Connect」です。
本サービスの中核となる1st Partyデータ計測基盤は、GoogleTMが提供する各種プラットフォームとの連携を想定し、GoogleタグマネージャーTMのサーバーサイドコンテナ™とGoogle Cloud™を基に博報堂DYグループが開発したものです。サーバー側で発行された1stパーティクッキーはクッキーの技術規制の影響を受けにくく、Google広告™やFacebook広告、Googleアナリティクス4プロパティ™とのシームレスな連携により、コンバージョン計測の精度向上も期待できます。さらに、今後も随時、他媒体やツールと連携していく予定です。これらを活用することで、対策手段が一本化されるため、自社で広告媒体・ツールごとのクッキー規制対策を個別に対応する場合と比べ、リソース面・コスト面でも効率化が見込まれます。
クッキー規制によりデータ計測に欠損が生じマーケティング実行策への影響が深刻化していたり、オンライン・オフライン問わず社内に点在するユーザー同意取得済の1st Partyデータの統合・活用等でお困りのクライアント企業に寄り添った、最適な解決策のご提示・実行が可能です。
なお、本サービスは、「1st Partyデータ活用」における戦略立案・アクションプラン策定・実行時に発生する様々な課題にワンストップで対応する専門チーム「DATA GEAR」により提供されます。「DATA GEAR」は博報堂DYグループのデータプライバシー対策エキスパートと常に連携を行っているため、技術規制のみならず、法規制対応もシームレスにサポートすることが可能となっています。
これからもHAKUHODO DX_UNITEDとアイレップは、ポストクッキー時代のマーケティングDXを推進する様々なソリューションを提供してまいります。
■ HAKUHODO DX_UNITEDとは
博報堂、博報堂DYメディアパートナーズ、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)による、クライアント企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を、マーケティングDX とメディアDX の両輪で統合的に推進する3社横断の戦略組織です。
※Google、Googleタグマネージャー、GTMサーバーサイドコンテナ、Google Cloud、Google 広告Googleアナリティクス4プロパティ は Google LLCの商標です。