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11月25日(土)に兵庫県芦屋市にて、妊婦さんや子育てファミリーを応援するイベント「芦屋子育てフェスティバル2017」が開催されました。子育てフェスティバルは、芦屋市の後援を受けて、博報堂DYメディアパートナーズが主催となり実施しています。今回は、運営メンバーである投資戦略局プラットフォームビジネス推進グループの廣濱暢彦より当日の様子をレポートします。

■子育て世代への新たなタッチポイントの開発

兵庫県芦屋市は、2014年度から博報堂が提供する新しい母子手帳の「親子健康手帳」を採用、2017年度からはNPO法人ひまわりの会が主催し、NTTドコモと博報堂DYメディアパートナーズが共同で運用する「母子健康手帳アプリ」も採用しています。博報堂DYグループが提供する紙とアプリの母子健康手帳を採用している全国初の自治体です。
今回は、紙の手帳やアプリという「ツール」のサポートだけでなく、子育て世代を応援する「場」として、芦屋市の後援にて「芦屋子育てフェスティバル2017」を実施しました。

イベント当日は、芦屋市の山中市長にご登壇いただき、会場に集まった妊婦さん・子育て家族に向けたメッセージを頂戴したあと、協賛企業によるセミナーなどを開催。「お子さんをカメラで撮るコツ」「お金の準備」「子育てのコツ」など、妊婦さん・子育て家族の関心の高いテーマだったため、立ち見が出るほどの賑わいでした。

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▲芦屋市の山中市長による挨拶

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▲たくさんの妊婦さん、ママさん、子育て家族が参加しました

来場者アンケートでも「初めてこのようなセミナーを受けたが、今後役立つことを吸収できた」(20代女性)、「家族みんなが気軽に参加できる&学べる良い機会でした」(30代女性)などの意見が寄せられました。結果として、芦屋市の年間出生数が約650人に対して、約300人を超える親子にイベントへご参加いただくことができました。

■アプリサービスから包括的サービスへ

私たちのチームは、親子健康手帳や妊婦手帳・母子健康手帳アプリなど、妊娠や子育て世代へのサービスを運営している中で、子育て世代向けのタッチポイントをさらに拡充していく必要があると感じています。

初めての妊娠に、幸せよりも不安を感じることが多いと答える生活者は全体の93.6%(NTT関東病院調べ)に上ります。彼らの不安を少しでも軽減し、幸せな妊娠生活や子育てを楽しんでもらえるように、「ツール」というタッチポイントを「場」へと拡大し、その場と企業や自治体を結びつけることで、包括的に子育て世代のサポートを実現できるようにチャレンジしていこうと思います。来期は全国各地でより多くの「場」をつくって日本の子育て世代を応援できればと考えています。

2015年に開催された母子手帳国際会議で採択された「東京宣言」では、「誰も取り残さない」という強いメッセージが発信されました。

その言葉の通り、妊娠・出産・育児と向き合うすべての家族を取り残さないように、「ツール」と「場」を活用しながら、各事業の成長と子育てのしやすい社会の実現に少しでも寄与できればと願っております。

★博報堂DYメディアパートナーズは兵庫県芦屋市の後援のもと、「芦屋子育てフェスティバル2017」を主催しています

・妊婦手帳 http://www.nimpu.jp/support/
・育児手帳 http://support.ikuji-techo.jp/
・母子健康手帳アプリ https://www.boshi-techo.com/service/

◆プロフィール
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廣濱 暢彦(ひろはま のぶひこ)
投資戦略局 プラットフォームビジネス推進グループ

2016年博報堂DYメディアパートナーズに中途入社。前職は、テレビ番組のディレクター。
これまで「妊婦手帳」/「育児手帳」/「母子健康手帳」など子育て支援系のサービスの開発運用を担当。
2017年キッズデザイン賞少子化対策担当大臣賞、グッドデザイン賞などを受賞

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